【美術解説】藤原由葵「スーパーリアリズムとシュルレアリスムの融合」

藤原由葵 / Yuki Fujiwara

スーパーリアリズムとシュルレアリスムの融合


概要


藤原由葵は日本の画家。1978年静岡県生まれ。8歳のときから現在に至るまで杉山照治、瑛子師に師事。2006年に東京藝術大学大学院博士後期課程絵画専攻油画研究領域修了 博士美術学位修得。23歳の時に第16回富嶽ビエンナーレ展大賞受賞。

 

2010年から11年まで文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてニューヨークに滞在し、9月に帰国。2015年には静岡県駿府博物館で個展「画家藤原由葵-ここに生息!」を開催。

 

アカデミックな確かなデッサン技術で、ありえないモチーフの組み合わせて非現実的な世界を描く藤原の表現は、サルバドール・ダリやルネ・マグリットなど、具象系シュルレアリスムの延長に当たる。藤原によれば、良いことと悪いことが同居した両方を兼ね備えた世界を表現しているという。

 

100号作品は最低でも半年、長いもので2年かかっている。

 

公式サイト:http://www.yukifujiwara.pictures/

Facebook:https://www.facebook.com/yukifujiwarart/

藤原由葵「Apple Always Arouse Our Desires」(2011年)
藤原由葵「Apple Always Arouse Our Desires」(2011年)
藤原由葵「Apple Princess」(2011年)
藤原由葵「Apple Princess」(2011年)
藤原由葵「日本を救える?」(2013年)
藤原由葵「日本を救える?」(2013年)
藤原由葵「Toilet Truffles」(2005-2006年)
藤原由葵「Toilet Truffles」(2005-2006年)