198.ジャック・ラカン「フロイトに還れ」

ジャック=マリー=エミール・ラカン(Jacques-Marie-Émile Lacan)

 

1901年生まれ。フランスの哲学者、精神科医、精神分析家。フロイトの精神分析学を構造主義的に発展させたパリ・フロイト派のリーダー役を荷った。新フロイト派や自我心理学に反対した。アンナ・フロイトの理論については、フロイトの業績を正しく継承していないとして批判し「アナフロイディズム」と呼び、「フロイトに還れ」(仏:Le retour à Freud)と主張した。


概要

ジャック・ラカン「鏡像段階」

人間は「私ではないもの」を「私」と「見立てる」ことによって「私」を形成したという「つけ」を抱え込むこむところから人生を始めることになります。しかし理想をトレースするだけになってしまうとなると、恐ろしい状況になります。

ジャック・ラカン「エディプス・コンプレックス」

子どもの成長にとって言語を使用するということは不可欠のことですが、それは同時に、この世界は「すでに」分節されており、自分は言語を用いる限り、それに従う他ない。という「世界に遅れて到着した」ことの自覚を刻み込まれることをも意味しています。