タマグラアニメとマンガ博

毎日、英語漬けになっているうちに、不思議と世の中を見る感覚が変化してきたので、本日から少し文体なりサイトの雰囲気も変わります。具体的には英語ばかり見ていると、日本人に対する関心がなくなるので、少しわかりやすくなるかもしれない。たとえば「キモカワ」「カオス」「シュール」という言葉は、外人を想定すると全く意味がわからない言葉だ。そこで、英語圏の人だと「ダダ・シュルレアリスム」とかなら分かるだろうと思い、いろいろ自分の中で変化が起こる。

 

先日、秋葉原の『アーツ千代田3331』で開催中の『タマグラアニメとマンガ博』に行ってきました。このイベントは、多摩美術大学出身のマンガ、アニメーション作家をピックアップした展示です。近藤聡乃、ぬQ、クリハラタカシ、加藤久仁生といった人気アーティストたちのアニメーションの上映とアンソロジーコミックのパネル展示で構成されています。

 

マンガ展示のほうは、正直いえば、もう少し何か面白い要素が欲しかったかなと思いました。原画を拡大してパネルにして、壁に展示するだけではいささか物足りない。

 

しかし、アニメーション上映のほうでは、ウェブ上では配信できず、一般DVDでの販売もされていない近藤聡乃さんの『てんとう虫のおとむらい 完全版』を鑑賞できたのがよかったです。久しぶりに見て、当時はあまりよくわからなかったことが色々わかりました。

 

近藤さんのマンガで気になったところがあります。『マトグロッソ』で連載している作品で描かれるいつもの永遠のおかっぱ少女の自画像が、今回は長髪の大人びたキャラになっていたことです。2013年の個展でも長髪のペインティングがあり気になっていましたが、さすがにそろそろ自画像も加齢とともに変更する時期にきているのかもしれません。

 

タマグラアニメで人気のぬQさんの『ニュ〜東京音頭』も今回じっくり見ましたが、田舎というか離、島に住んでいる若者の東京への誇大妄想のような変な世界観でした。東京という都会を通じて、食欲なりさまざまな妄想が現れるわけですが、最後は「100億円玉」?が分解して1円玉になっておわるところが、期待して上京した若者のハッピーな妄想を厳しく打ち砕く感がしてよかったです。