134.林月光「ドラマチックな東洋のダリ」

林月光 / Gekko Hayashi


作成者:gcat

概要


林月光(1923年3月15日-1998年6月19日は、日本のイラストレーター石原豪人の別名。ゲイ雑誌やSM雑誌などで仕事をしていたときに使われたペンネームである。日本の美青年を指向するタイプのゲイに支持されている。ダリ風のシュルレアリスティックな男色絵が印象的である。

 

Wikipedia-石原豪人と比較して読んでください。

略歴


 

林月光は、1923年3月15日、島根県に生まれた。本名、石原徹。15歳の頃に、映画雑誌

にスターの似顔絵を投稿して一等賞になったのをきっかけに画業を志すようになったという。17歳のとき中国に移り住み、会社勤めをする傍ら、アルバイトとして映画の看板描きをする。

 

終戦後、1946年に島根に戻り映画の看板屋紙芝居などの仕事をしたあと、1947年に上京。東京宣伝美術社に入社し、映画美術に関わる仕事に就く。1953年、会社を退職。フリーランスのイラストレーターとして活動を始める。

 

70年代中頃、仕事の減少に伴い、林月光名義でSM雑誌やゲイ雑誌などアダルト誌への執筆を始めるようになる。1974年の『さぶ』創刊時からイラストレーターを担当。「月光仮面劇場」「月光天狗劇場」などのコーナーは同誌の名物コーナーとして1996年まで続いた。手がけた分野は、紙芝居・映画看板・カストリ雑誌・学習雑誌・少年雑誌・少女雑誌・芸能雑誌・新聞小説・劇画・広告・アメリカンコミックに至る。さらにはシスコのキャプテンウルトラチョコレートのパッケージと包装紙まで手がけている。ファミ通にスーパーマリオブラザーズの絵を描いたこともある。

 

70年代末から、少女向け耽美雑誌『June』に石原豪人名義でゲイ・エロティック・アートを発表する。2004年には、夏目漱石の『坊っちゃん』の登場人物が、全員男色家であったという大胆な仮説に基づき、『坊っちゃん』に隠された謎を解明した作品 『謎とき・坊っちゃん』を発表。死後に刊行された。