桂典子個展「からだのなかではぐくまれる」

場所:東京・桜木画廊

期間:2015年 3月3日(火)~3月15日(日)

2015年3月3日から3月15日まで、東京・上野にある桜木画廊で桂典子の個展が開催された。

 

桂典子(1988年生まれ。山口県出身)は日本の画家。2013年武蔵野美術大学大学院造形研究科卒業。デビュー時から最近の個展まで一貫した表現内容は「生きている」こと。描くモチーフは初期は食べ物に関するものだったが、2012年以降は細胞、精子、卵子、生物、胎児といった生殖細胞のようなものを多数描いている。

 

今回の「からだのなかではぐくまれる」は、おおよそ2013年ぐらいから始まるポップでカラフルでありつつ、少しグロテスクな感じの具象絵画の発展的な形となっていた。気になったのはこれまで彼女がほとんど使う事がなかった黒色を中心とした最新作だった。

この黒い物体はうさぎらしい。
この黒い物体はうさぎらしい。

ドローイングでは、彼女の好きな水中生物が中心。窓側には彼女の最も印象的な作品である目玉球体が置かれており、最新作もありつつ少し回顧展的でもあり、これまでの桂典子世界が凝縮されたかんじの個展となっていた。


次回個展は、来年、銀座・ギャラリー須知で予定している。