加藤泉

加藤泉 / Izumi Kato

プリミティブの復権


概要


加藤泉(1969年生まれ)は日本の画家、彫刻家。武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。学生時代にプリミティブ・アートやアール・ブリュットの影響を受ける。


イヴ・タンギーのような抽象絵画とプリミティブ・アートを折衷したような作風が特徴である。


作家活動を始めた当初は、かたちが定まらない胎児を思わせる不思議な姿を描いていた。その後、徐々に形が明確化し、人体らしき形へと向かい始め、男性と女性のペアのポートレイトが中心となる。しかし、結婚して子どもができたことで、男性と女性に子どもを加えるようになる。また「3」という数字の概念に関心を持ち始める。なお加藤は、筆ではなく自分自身の指を使って油彩画を制作をしている。2004年より、直彫りの木彫の制作も始める。

 

2007年、イタリアの第52回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際企画展に招待をきっかけに、現代美術家として注目を集めるようになる。東京都現代美術館、国 立国際美術館、箱根彫刻の森美 術館等、展覧会に多数参加して いる。