パブロ・ピカソ「黒椅子の上のヌード」

黒椅子の上のヌード / Nude in a Black Armchair

マティスの曲線と黒の引用


概要


「黒椅子の上のヌード」は1932年3月9日にパブロ・ピカソによって制作された油彩作品。モデルはマリー・テレーズ。162cm×130cmの大型作品。


美術批評家のリチャード・ラケイヨは、アンリ・マティスの影響が色濃くある作品の代表作品としてよく引用しており、またピカソによれば、マティスの官能的な曲線と、喜びを表現するためのピンクの肌を強調するためにマティスの黒を借りたと話している。



MoMAキュレーターのウィリアム・ルービンは、「ぐにゃぐにゃゴムのような性的玩具」とこの絵を評している。またほかの批評家たちの多くは、女性の身体と植物が呼応しており、「生」を表現していると評している。


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