【作品解説】マルセル・デュシャン「コーヒー挽き」

コーヒー挽き / coffee mill

デュシャン最初のメカニカル作品


マルセル・デュシャン「コーヒー挽き」(1911年)
マルセル・デュシャン「コーヒー挽き」(1911年)

概要


「コーヒー挽き」は、1911年にマルセル・デュシャンによって制作されたドローイング作品。機械に関心を持ち始めたデュシャンの最初の作品であり、のちの「大ガラス」の最初の一歩となる記念的作品。デュシャンにとって機械と人間は、異質なものではなく、どちらもメカニカルな同質のものなのであるという考えが起こり始めて、作り始めました。

 

デュシャンの兄ヴィヨンが、ピュトーに持っていた家の台所を油絵で飾ろうと思いつき、仲間のグレーズ、メッツァンジェ、ラ・フレネ、レジャなどに同じサイズの絵を頼んだときに、デュシャンはこの絵を描いたといいます。

 

左の方からコーヒー豆が注がれ、歯車のところで磨り潰されたコーヒーの粉が下に積もるこうしてコーヒー豆を挽いているハンドルの回転は、矢印で表され、さまざまな位置で同時に描かれます。

 

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