後期近代美術「ポストモダンアート」

後期近代美術 / Postmodernart

近代美術の後の芸術


ジョセフ・コスース「一つと三つの椅子」(1965年)
ジョセフ・コスース「一つと三つの椅子」(1965年)

概要


ポストモダンアート(近代美術の後の芸術)とは、近代美術の側面を否定、または近代美術の余波から発展した芸術運動である。一般的には、インターメディア、コンセプチュアル・アート、インスタレーション、マルチメディア、なかでもビデオ・アートが代表的なポストモダンアートとみなされている。現代美術(コンテンポラリー・アート)とも呼ばれる。

 

近代美術までは視覚的な形態によって良し悪しが判断されていたが、1960年代後半以降、哲学的な考察や社会批評要素が含まれる芸術が中心となりはじめた。それをコンセプチュアルアートという。美術批評家のアーサー・ダントーの定義ではポストモダンアートは多かれ少なかれ、このコンセプチュアルが基盤となっている。

 

ポストモダンアートはほかにも近代美術とは異なる特徴がある。ブリコラージュやレディメイドなど絵具ではなく既成物を利用した作品。極端に簡素化されたミニマリズム。パフォーマンスアート。過去の美術スタイルや主題を現代の文脈に置き換える表現。ファイン&ハイアートとロウ&ポップカルチャーの境界線を曖昧にするといった表現などである。

 

なお、最近では近代美術とその後に来るポストモダンアートの両方を包括した美術全体を指す言葉として「近現代美術」と呼ぶときがある。

ポストモダンアート運動


・コンセプチュアル・アート

・インスタレーション・アート

・ロウブロウ・アート

・パフォーマンス・アート

・デジタル・アート

・インターメディア&マルチメディア

・テレマティックアート

・新コンセプチュアルアート

・新表現主義