素朴派

素朴派 / Naïve art

プロの教育を受けていない視覚美術


アンリ・ルソー「ライオンの食事」(1907年)
アンリ・ルソー「ライオンの食事」(1907年)

概要


素朴派(ナイーブアート)とは正当な美術教育を受けていない人々が制作した視覚美術作品のこと。土着芸術(フォークアート)と異なるのは、その土地固有の明確な文化的背景や美術の伝統の形跡が見られないことである。素朴派はのちのアール・ブリュットやアウトサイダーアートの起源とみなされている。

 

素朴派は子どものようにシンプルで率直な作品であることが多い。素朴派作品の典型は、平面的で表現主義的な描き方である。プロの芸術家が素朴派のスタイルを模倣した場合は、プリミティヴィズムや擬似素朴派と呼ばれる。

 

素朴派の中で影響力の高い作家はパブロ・ピカソに発見されたアンリ・ルソーである。